質量数 | みくあす化学館

質量数

 

今回は、質量数について。

 

 

質量数とは、
原子の重さです。

 

 

ただ、めちゃくちゃ軽くて
分かりづらいので、
簡単な整数で表します。

 

 

陽子の重さを1とします。
すると、中性子の重さも1です。
(陽子と中性子は同じ重さ)

 

 

電子は、陽子や中性子の
2000分の1の重さしかないので、
無視します。

 

電子の重さは0ということです。

 

 

例えば、ヘリウム原子は
陽子2個、中性子2個、電子2個です。

 

 

その重さは、
陽子が2
中性子が2
電子が0で

 

合計4ですね。

 

 

これが質量数です。

 

 

ヘリウム原子の質量数は4ということです。

 

 

質量数という呼び方をしてるけど、
要するに陽子と中性子の数を
足しただけですね。

 

 

もう一つ例を出しましょう。

 

炭素は、陽子6個、中性子6個、電子6個です。

 

質量数はいくつですか?

 

 

6+6+0=12

 

ですね。

 

 

炭素の質量数は12です。

 

 

しかし、同じ元素でも質量数が
異なるものがあります。

 

 

例えば、
炭素はさっき言ったように
陽子6個、中性子6個、電子6個ですが、

 

ごくまれに
陽子6個、中性子7個、電子6個という
炭素があります。

 

中性子が1つ多いですね。

 

でもどちらも炭素です。

 

 

陽子の数が同じなら同じ元素です。

 

 

このように、
中性子の数が違う同じ元素のことを
同位体と言います。

 

参考
同位体

 

 

中性子の数が違うということは
当然質量数も違いますよね。

 

 

陽子6個、中性子7個、電子6個なので

 

6+7+0=13

 

質量数は13です。

 

 

炭素には質量数が
12のものと13のものがあるんです。

 

実は、中性子がもう一つ多い
質量数14の炭素もあります。

 

 

質量数は、元素記号の左上に
表示します。

 

12C

 

13C

 

14C

 

 

普通の炭素はほぼ全部12Cです。
13Cや14Cはめったにないので
普段は質量数は省略されています。

 

 

同位体であることを
示したいときはこのように
左上に質量数を書きます。

 

 

ちなみに、質量数から
原子番号を引けば、
中性子の数が分かります。

 

 

質量数は、
陽子と中性子の数を
足したものと等しいですよね。

 

質量数=(陽子の数+中性子の数)

 

で、陽子の数は原子番号と同じなので、
質量数から原子番号を引けば

 

      質量数       -  原子番号  =  中性子の数
(陽子の数+中性子の数) -  陽子の数  =  中性子の数

 

ということです。

 

 

それでは、今回はこれで終わります。

 

 

 

 

 

 

 

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